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2022.12.30
外壁塗装で艶ありなのか艶なしなのかによって与える印象に違いがあるのはご存じでしょうか。
艶ありはその質感により新築のような印象を与え、一方で艶なしはマットな質感で落ち着いた印象を与えます。
どちらかを選択できない場合もあると思います。
今回は、外壁塗装の艶についての基礎知識とどちらを取り入れるのかについて紹介します。
外壁塗装における艶は、外壁に光が反射することで光沢を持ちます。
ただし、この「艶あり」や「艶なし」の定義や基準がしっかりと設けられていません。
外壁の艶は、60度の角度から100パーセントの光を当てた時に、光がどれだけ反射したかで決まります。
この反射した強さを数値化したものが光沢度です。
1つ目は、ツヤありです。
光沢度は、70パーセント以上で、塗り終えるとツヤツヤした質感で新築時のような輝きの印象を与えるでしょう。
2つ目は、7分ツヤです。
光沢度は、60パーセント前後で、天気によっては艶の見え方が変わります。
3つ目は、5分ツヤです。
光沢度は、35パーセント前後で、半ツヤと呼ばれ、艶のありとなしのちょうど中間程度です。
4つ目は、3分ツヤです。
光沢度は、15パーセント前後で、天気の良い日にみる角度によって艶を感じられるでしょう。
5つ目は、ツヤ消しです。
光沢度は、5パーセント以下で、艶を認識できない状態です。
マットやフラットな仕上げにすることで落ち着いた印象を与えられるでしょう。
外壁は艶の有無によって与える印象が変わりますが、艶の程度を選択する時の基準は自分の好みです。
好みで選ぶと良いですが、それでも選べない場合は、艶ありを選ぶことをおすすめします。
理由としては、艶ありの方がわずかに耐久性が高いからです。
艶なしの塗料を作るには、艶ありに調整剤を加えます。
加えた調整剤の耐久性が低いことが原因で、艶なしの方が、耐久性の低下を引き起こします。
艶なしの塗料にしたいものの、耐久性も諦めたくない方は、艶ありと同等の耐久性のある製品を選択するようにしましょう。
外壁塗装は、艶の光沢度によって5種類存在します。
どれを選ぶかは自由ですが、おすすめは艶ありです。
これは、光沢度が高い方が耐久性も高いためです。
当社は、外壁塗装を取り扱っています。
経験豊富なベテラン職人が揃っていますのでお気軽にご相談ください。