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2023.03.2
屋根塗装をすると、塗りたてはとても綺麗な仕上がりになります。
しかし、月日が経つにつれて屋根も劣化していきます。
そこで屋根を綺麗に保つために必要なのが屋根塗装ですが、見た目が綺麗になるだけではありません。
今回は、屋根塗装をしないとどうなるのか、屋根塗装をする目安の時期はいつなのかについてご紹介します。
屋根塗装の役割は、次の2つが挙げられます。
1.屋根を保護する
2.太陽光や熱を防ぐ
屋根塗装をしなければ、上記2つの役割を失うため、屋根を保護できず、太陽光や熱を防げません。
では、屋根塗装をしないと、どのような影響があるのでしょうか?
・雨漏りが起こる
屋根塗装をしなければ、屋根を保護できないため、雨水が屋根の内部まで浸入しやすくなります。
内部まで浸入すると、屋根材を劣化させて、住宅内に雨水が漏れます。
雨漏りが発生すると、屋根の修繕だけではなく、外壁の修繕も必要になるので注意してください。
・屋根が破損しやすくなる
屋根塗装をすれば、屋根材が紫外線や雨によって劣化するのを遅らせられますが、しなければ劣化スピードは早まります。
また、しっかりとした木を切るのは大変ですが、ボロボロの木を折ったり切ったりするのは簡単ですよね。
それと同じで、劣化していないときは強風が吹いても屋根は破損しません。
その一方で、屋根材が劣化すると、今まで耐えられた風でもすぐに破損してしまいます。
屋根塗装をする目安は、築年数から見る場合と、劣化症状が出てきた場合の2つが挙げられます。
・築年数
屋根塗装の目安として、8〜10年ごろがよく挙げられるのですが、聞いたことはあるでしょうか?
屋根塗装で用いる塗料の効果は永遠に続くわけではありません。
屋根は住宅の中で最も太陽に近い、つまり紫外線の影響を受けやすく、雨風にさらされている環境にあります。
よって、紫外線や雨風によって劣化して、塗料の持つ機能が低下するためこれくらいの時期に屋根塗装することをおすすめします。
・劣化症状が出てきた場合
屋根塗装の防水効果が薄れると、コケやカビが繁殖したり、屋根材がひび割れしたり雨漏りしたりします。
雨漏りやひび割れは傷みが進行しているため、コケやカビが繁殖している時点で塗装を検討しましょう。
また、塗膜の機能が低下すると、色あせが起こります。
色あせを放置していると、別の症状が発生し、屋根がますます傷むので、早めにメンテナンスしてください。
今回は、屋根塗装をしないとどうなるのかについてご紹介しました。
最初は頑丈なものでも、月日が経つにつれて劣化していくものです。
屋根塗装は、その劣化スピードを遅らせることができますが、屋根塗装をしないと劣化スピードは早まるばかりです。
そのため、屋根塗装をする必要がある場合は、早めに屋根塗装を行いましょう。