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2022.12.22
外壁塗装をお考えの方で、塗料は水性か油性のどちらを選択するかお悩みの方がいると思います。
最近では、シンナーが使われていない水性塗料の方が推奨されていますが、油性塗料よりも乾きにくいというデメリットが存在します。
今回は、「水溶性塗料と油性塗料の違い」と「水性塗料のメリットとデメリット」について紹介します。
塗料には、水溶性塗料と油性塗料の2種類があります。
油性塗料は、塗布して乾燥すると強い臭いを発するのに対して、水性塗料の方が臭いは弱いという特徴を持ちます。
この違いは、どの希釈剤を用いるかで変わります。
希釈剤は、個体の成分から形成されている塗料を溶かすという役割を持ちます。
外壁や屋根に塗布するには、塗料を溶かした状態が塗りやすいので、希釈剤が重要な役割を果たすと言えます。
油性塗料は希釈剤としてシンナーの有機溶剤、水性塗料は水を使っています。
つまり、シンナーが強い臭いの原因です。
塗料にはもともと油性しかありませんでしたが、気分が悪くなるほど強い臭いがあったこと、化学物質が発生することが原因で新しく水性の塗料ができました。
開発当初は、耐久性が低く安かったのですが、耐久性が高い商品の登場により一般的に普及しました。
最大のメリットは、希釈剤にシンナーではなく水を使用していることです。
シンナーのような強い臭いが発生しないので、工事中に気分が悪くなりません。
また、引火する危険性が低いので、管理場所や施工場所などの火事の心配が低いです。
これらのことから取り扱いやすいと言えるでしょう。
サイディングやモルタルなどの外壁素材との相性が良く、よく馴染むと言えます。
希釈剤として用いられている水分は、一定の温度に達しないと乾燥して固まらない恐れがあります。
そのため、気温に注意する必要があり、時期によって工事が長引く可能性があります。
できるだけ晴れている日が多い時期に塗装することをおすすめします。
また、アルミやステンレスといった金属部分には密着しにくい性質を持つことを覚えておきましょう。
水性か油性かは、塗料を溶かす時に用いられている希釈剤がシンナーか水かによって違いが生じます。
水性塗料のメリットは、シンナーを用いていないので引火性が低いことです。
一方、デメリットとしては一定の温度でないと乾燥しづらい点が挙げられるので覚えておきましょう。
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