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2023.09.28
東浦町・大府市・東海市周辺でお過ごしの皆さんこんにちは、横山建装です。
雨がたくさん降った日に、なぜか床が濡れている。
住まいがこのような状態のとき、多くの方が天井からの雨漏りを疑いますよね。
しかし実は、床からの雨漏りの可能性も考えられるのです。
そこで今回は、雨漏りを床下から発見したときの応急処置についてご紹介します。
雨漏りは、一般的に天井から発生すると思われていますが、実は床から雨漏りが発生することもあるのです。
不思議に思えますが、実は発生原因を考えれば理解できます。
雨漏りが発生すると、外からの水が壁や天井の中に浸透し、建物の内部に広がっていきます。
この内部を水が流れていく過程で、少しずつ水が上から下へと移動し、最終的に床下にたまった水が徐々に床から染み出し、雨漏りの現象が床面から発生するのです。
このようなメカニズムが床から雨漏りが発生する原因となるのです。
メカニズムは理解できても、「床下から雨水が染み出した」という声をあまり聞いたことが無い方も多いかもしれません。
一般的な住宅の床下には断熱材が使用されているのですが、この断熱材が水を吸収してしまい、染み出す状態まで進攻しないことが多いのです。
しかし、断熱材が水を吸った状態が長く続くと、いずれ断熱材から水が溢れ出て水が漏れてきてしまうのです。
台所、浴室、洗面所、トイレなど、水道を使用する場所には給水管が接続されており、これらの給水管と各蛇口をつなぐ部分には、止水栓が装備されています。
もし水漏れの発生箇所が分かっている場合、その箇所の止水栓を閉めれば水の供給を止められるので、水漏れも止まります。
通常、ハンドルがついている止水栓の場合、ハンドルを右に回すことで閉められます。
ハンドルがない場合でも、マイナスドライバーを使用して止水栓の溝に合わせて右に回すことで閉められますよ。
ご家庭によっては、止水栓が壁の中にある場合もありますよね。
そのような場合は、家全体の水を止める元栓を閉めることを検討してみてください。
ただし、家の水が全て止まってしまうので、他の部分に影響が出ないかよく確認してから行ってくださいね。
一般的に天井から発生することの多い雨漏りですが、実は床下からも発生する事があります。
雨漏りの発生時に家の内部に水が浸透し、床下に溜まった水が溢れてくるというメカニズムで発生します。
床下の水漏れが突然発生した時には、止水栓を止める・元栓を閉めるという応急処置がおすすめです。