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2023.07.16
東浦町・大府市・東海市周辺でお過ごしの皆さんこんにちは、横山建装です。
気付かないうちに壁や天井にシミができていることはありませんか。
結露で窓や窓枠に水滴が付くこともありますが、壁や天井のシミのほとんどは雨漏りによるものです。
そこで、今回は結露と雨漏りの違いと見分け方についてご紹介します。
一見、症状が似ていて区別が付きにくいことがありますが、雨漏りと結露には明確な違いがあります。
まずは、結露と雨漏りの発生原因についてご紹介します。
結露とは、温度差によって空気中の水蒸気が水滴となって現れる現象のことを指します。
具体的には、冬に室内を暖房で付けると外気温と室温の気温差が大きくなり窓に水滴がついている状態のことを言います。
空気中に含まれる水蒸気の量が気温によって異なるので、急激に空気が冷やされると暖かい空気の中にあった水蒸気が水滴となって出てきてしまうのです。
雨漏りとは、屋根や外壁などの家の外部から雨水が入り込んできて建物内部が腐食したり、シミができたりすることを指します。
主に、雨漏りの原因は屋根や外壁のひび割れ、劣化によるものなので早急に雨漏り工事をする必要があります。
雨漏りを放置すると、症状はさらに深刻化して建物の耐久性が下がります。
雨漏りと結露は、場所や発生した時期、水の状態によって見分けられます。
具体的な違いは以下の通りです。
1.発生場所
雨漏りは屋根に原因がある場合、天井にシミができやすいです。
また、外壁に原因がある場合は壁や窓サッシの周りにシミができやすくなっているので、天井や壁にシミを見つけた際は、雨漏りを疑いましょう。
結露は多くの場合、窓の周りに水が滴りやすいです。
窓全体に結露が広がっていたり、窓の枠に結露ができたりします。
そのため、近くに窓の無い壁や天井のシミはほとんど雨漏りだと言っていいでしょう。
2.発生時期
雨漏りは、やはり梅雨の時期に発生する傾向にあります。
雨水が屋根や外壁に当たる機会が増えるので、その分雨水の浸入も激しくなります。
特に、台風や暴風時の雨は外壁からの雨漏りも増えるので要注意です。
結露は室内と屋外の気温差が激しいほど発生しやすくなります。
特に、冬の寒い時期に室内で暖房を付けると室内で暖められ水蒸気を多く含んだ空気が屋外の気温に影響されて窓に水滴が付くことが多くあります。
3.水の状態
雨漏りは、主に水が滴るように落ちてきます。
雨漏りした箇所によっては汚い水が落ちてくることもあります。
しかし、小さな割れ目から雨水が浸入してくる場合は、じっくりと時間をかけて雨漏りをするので発見が遅れてしまいます。
結露はまず、外気に影響されやすい窓やサッシに水滴が付着します。
その水滴が溜まることはありますが、天井から滴ってくることはほとんど無いので、見分けやすいでしょう。
結露は気温差で発生することがありますが、雨漏りは家の欠損した部分から発生します。
結露は天井や壁から水が滴ってくることが無いのに比べて、雨漏りは水が滴り落ちてくるのでそこが結露と雨漏りの見極めポイントです。
雨漏りにお困りの方は、お気軽に当社までご相談ください。