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2022.08.26
皆さん、外壁塗装、屋根塗装などの様々な塗装工事には、それぞれ適した塗装用ローラーがあるのはご存じでしょうか。
それぞれ塗料や塗装方法の違いに注目される方が多いですが、どの塗装用ローラーを使っているかで仕上がり具合が変わってきます。
そこで今回は塗装用ローラーの種類とお手入れ方法について紹介していきます。
まず、今回はローラー毛の5種類とその特徴を紹介していきます。
1つ目は、ナイロン繊維ローラーです。
こちらは、面積の大きい外壁を塗装する際に適したローラーです。
ローラーの価格が安いため、安価な塗装工事でよく使われます。
塗料の含みと掃き出しに優れており、作業効率が高いという特徴があります。
2つ目は、アクリル繊維ローラーです。
こちらは、面積の大きい外壁を塗装する際に適していることに加え、塗料の含みと吐き出し、耐溶剤性、耐久性にも優れています。
ローラーマークに「穏やかさ」を表現できることも特徴的です。
3つ目は、ナイロン繊維と二次加工織物が融合したローラーです。
こちらは、耐久性と作業性に優れており、外壁塗装に適しています。
4つ目は、マルチフィラメントローラーです。
こちらは、外装に限らず、内装や木部などの仕上げ塗装にも適しています。
きめが細かく、美しい仕上がりにしてくれます。
5つ目は、マスチックローラーです。
こちらは、凹凸を壁面に模様づけしたいときに使われます。
他にもまだまだローラー毛の種類があるので、ぜひ調べてみてください。
ここまで、ローラーの種類を説明してきました。
ここからは、そのローラーのお手入れ方法について紹介していきます。
ローラーは使用すると大量に塗料を含んだ状態になるため、まずはローラーを新聞紙の上で塗料がつかなくなるまで転がします。
次の過程は水性塗料と、油性塗料の場合で方法が異なります。
水性塗料は、ハンドルを外し、ローラーを水にしばらくつけておくことで塗料が自然に水に溶け出します。
その後、中性洗剤を使用し、洗って陰干しで乾かせば完了です。
一方、油性塗料を使ったローラーは極力処分することをおすすめします。
なぜなら、水で洗えないため、専用の洗い液を使用することで塗料を取り除く必要があり、それには大量の洗い液を使用するため、環境問題に繋がるからです。
今回は、塗装用ローラーの種類とお手入れ方法について紹介しました。
「想像以上に種類があるな」と思われた方も多いでしょう。
塗装する場合によって、それぞれローラーも使い分けることで綺麗な仕上がりを生み出しています。
外壁塗装についてもこの記事を参考に理解を深めていただけていれば幸いです。