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2022.08.14
皆さん、外壁や屋根の色を選ぶ際にどのようなことに気をつけていますでしょうか。
色選びには押さえておくべきコツがあります。
そこで、今回は外壁と屋根の色選びで失敗しないためのコツを紹介します。
外壁塗装は、シミュレーション画像や色見本帳と実際に仕上がるもののイメージが大きく異なることがあります。
外壁塗装の色の組み合わせで失敗しないためのコツを3つ紹介します。
1つ目は、色を決めるときには、面積にも目を向けることです。
なぜなら、色には「面積効果」という面積によって色の見え方が変わる現象があるからです。
そのため、色見本帳やサイディングなどに塗ったサンプルを見る際に、それは実際の面積の1%にも満たないものに写っている色であることを認識しておきましょう。
2つ目は、シミュレーション画像での色の組み合わせを試す際には、実際と色が異なることを認識しておくことです。
シミュレーション画像はデジタル上に作り出された色であるため、実際とは異なります。
従って、シミュレーション画像を見る前に、現実で色が見られるサンプルで確認することをおすすめします。
シミュレーション画像は最終手段にしましょう。
3つ目は、色の組み合わせが決まった際には似たような家を実際に写真で見ることです。
なぜなら、同じ色が使われている家を探して、肉眼で見ることが最も確実であるためです。
見つからない場合は、一色だけでも同じ色の家を探すと良いでしょう。
実際に肉眼で確認することで、色の劣化具合にも注目できます。
では、実際にどのようなトラブルがあるのかを3つ紹介します。
1つ目は、インターネット上で探した色を元に塗装したら全然想像と違う色になってしまったトラブルです。
その原因は、インターネット上の色と、実際仕上がる塗料の色の見え方が異なるからです。
パソコンによっても、画面の色彩が変わってくるため、インターネット上だけで色を判断することはやめましょう。
2つ目は、近所からクレームがくるトラブルです。
その原因は、自分の好きな色が原色ばかりで、彩度が高く印象強い見た目にしてしまったことです。
外壁、屋根の色を選ぶ際には、近所の家とのバランスを考えて決定するようにしましょう。
3つ目は、希望の色にならないという理由で塗り替えをしても費用が発生しないと聞いていましたが、費用が発生してしまったトラブルです。
その原因として、業者側の営業マンと職人の間の情報伝達が行き届いていない可能性が挙げられます。
こうした状況に陥らないためにも、金銭に関わる契約は口約束ではなく、書面に残すようにしましょう。
今回は、外壁と屋根の色選びで失敗しないためのコツを紹介しました。
色選びの際には、「どの色を選ぶか」だけに注目するのではなく、自分と業者との間で、正しい色の共通認識ができているかが最も重要となってきます。
この記事を参考にして、色選びを成功させましょう。