スタッフブログ
2023.12.2
東浦町・大府市・東海市周辺でお過ごしの皆さんこんにちは、横山建装です。
多くの家庭では、水のトラブルは避けられない問題となっています。
特に、雨漏りと漏水は、家の安全と快適性を直接脅かす問題です。
しかし、これらの問題を解決するには、まずその違いを理解することが重要です。
今回は、雨漏りと漏水の基本的な違いと、それぞれの初期対策について解説します。
是非、参考にしてください。
1:基本的な違い
雨漏りは主に外部からの雨水による浸入が原因で起こります。
一方、漏水は配管や排水設備のトラブル、または人為的なミスによる水のトラブルが主な原因です。
これらの違いを理解することが、適切な対策を講じる第一歩となります。
2:判断の難しさ
壁に水染みを見つけたり、水滴が垂れているのを発見した場合、雨漏りなのか漏水なのか判断するのは困難です。
例えば、排水設備のトラブルで漏水していると思っていたら、実際は雨漏りだったというケースは多いです。
これらの特定はプロでも難しい場合があり、素人判断は避けるべきです。
3:建物への影響
雨漏りと漏水は、建物に多くの悪影響を及ぼします。
具体的には、壁やクロスにシミができたり、壁やクロスが剥がれたり、モルタル部分の強度低下、鉄部のサビ・腐食などが起こり得ます。
これらの影響は、放置することで深刻な被害を招く可能性があります。
4:早急な対応の重要性
雨漏りや漏水を発見した場合は、早急な対応が求められます。
特に、鉄部のサビ・腐食やモルタルなどの強度低下は、床や天井の崩落を招く危険があります。
早めの対処で、二次被害を防げます。
1:コーキング補修
コーキング補修は、自分で行える初期対策の1つです。
柔軟性のあるコーキング材を使って建材間の隙間を埋めることで、雨漏り被害の進行を遅らせられます。
2:防水アルミテープの利用
防水アルミテープは、小さな亀裂や穴を一時的に封じる助けとなります。
しかし、これらの方法は一時的な対策であり、専門的な修理が必要な場合もあります。
3:専門会社による調査
雨漏りや漏水が疑われる場合は、専門会社に調査を依頼することが最善の対策です。
早期発見で被害を最小限に抑えることが可能となり、資産価値の保持にも繋がります。
4:住宅瑕疵担保責任
施工から10年以内に雨漏りが発生した場合、売主に連絡することで修理の費用を負担してもらえます。
これにより、費用面では安心して対処を進められるでしょう。
今回は、雨漏りと漏水の基本的な違いと、それぞれの初期対策について解説しました。
理解と適切な対策が、家の安全と快適性を保つ鍵となります。
雨漏りと漏水の違いを把握し、早期対策で家を守りましょう。