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2025.09.09
ヘアクラックは外壁の劣化現象のひとつで、いわゆるひび割れです。
国土交通省では、幅0.3mm以下・深さ4mm以下のひび割れをヘアクラックと定義しています。
モルタルやコンクリート・サイディングなどに発生しやすい劣化で、住宅や建物の外見を損なう要因であるうえに、放置すると建物にも影響を与えます。
ヘアクラックは塗装の表面がひび割れているだけの、ごく軽度な劣化です。
しかし、放置するとひび割れ部分から雨水が入り込み、様々なトラブルを発生させます。
木造なら木材部分の腐食や白アリの発生を招き、鉄筋は構造部の錆や膨張による破損を招く恐れがあります。
ヘアクラックは軽微な劣化ですが、発見し次第できるだけ早めに対処しましょう。
劣化が進むとヘアクラックよりも大きなひび割れである構造クラックが発生します。
また、まれに横クラックが発生する場合もあり、雨漏りの原因やトラブルに繋がります。
そもそも、ヘアクラックはなぜ発生するのでしょうか。
発生原因を知っておけば、該当する現象が起きたときやそのタイミングでクラックの発生を感知・対処できる可能性があります。
・地震などによる建物の揺れ
・建物の不同沈下
・経年劣化
・新築時の施工不良
主に上記の4点があげられます。
クラックの量や壁の状態は、専門家でないと正確な判断はできません。
一見すると軽微なクラックでも、建物に深刻な影響を与えるようなものもあります。
放置すると思わぬトラブルにつながる恐れがありますので、知識や技術のある専門家に診断を依頼し、安心して住み続けられる家づくりをしましょう。
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