スタッフブログ
2023.11.1
東浦町・大府市・東海市周辺でお過ごしの皆さんこんにちは、横山建装です。
家を大切に思う家主や、家のメンテナンスに関心がある人々へ。
雨漏りの発生は家の維持に大きく関わる問題です。
特に、雨漏りを放置することはたくさんの悪影響を及ぼします。
具体的には、雨漏りを放置したことによる健康と建物への影響についてご紹介します。
雨漏りにより、壁内や天井上に湿気が蓄積すると、カビがすぐに発生します。
特に、湿度が70~99%の環境はカビの生長に最適です。
カビの臭いを感じたら、喘息やアレルギーのリスクが高まるため、注意が必要です。
さらに、カビは湿度が高い場所で繁殖しやすく、その臭いや見た目だけでなく、健康への影響も非常に大きいです。
雨漏りがあると、湿度が65~75%の環境でダニが活発に活動します。
特に、布団などにいるダニが繁殖し、アレルギーの原因となることがあります。
ダニは、多くの人のアレルギーの原因と言われています。
高湿の環境はダニの繁殖にとって最適で、ダニによるアレルギー反応や皮膚トラブルのリスクが高まります。
雨漏りのある家は、ネズミが住みつきやすくなります。
ネズミのフンや抜け毛は衛生面でのリスクがあり、さらにダニのエサとなり、アレルギーの原因となることも。
ネズミは、食物を求めて家に侵入し、その存在は衛生面での大きな問題となります。
特に、ネズミのフンや尿は病原体を持っていることが多く、感染症のリスクも考えられます。
1.住宅の資産価値の低下とその理由
雨漏りがある住宅は、資産価値が下がります。
特に、木材の腐朽や金属部分のサビが進行すると、住宅の強度や安全性が低下します。
雨漏りによって木材が腐ることで、住宅を支えることが次第に難しくなっていきます。
さらに、雨漏りが進むと住宅を支える木材をつなぐネジのような金属部分にサビが発生します。
これらの影響は、建物の寿命を縮めるだけでなく、住む人々の安全にも影響を及ぼします。
2.耐震性能の低下とその危険性
雨漏りによる木材の腐朽や金属部分のサビは、地震時のリスクを高めます。
特に、鉄筋コンクリート内部の雨漏りは、建物の強度に大きな影響を及ぼし、天井の落下や建物の倒壊のリスクが高まります。
地震国日本において、耐震性能の低下は大きな問題となり、住民の安全を脅かす可能性があります。
雨漏りの放置は、健康リスクや建物への大きな影響をもたらします。
健康面では、カビやダニ、ネズミの発生が増えることで、アレルギーや感染症のリスクが高まります。
建物に対しては、資産価値の低下や耐震性能の低下など、多くの問題が生じる可能性があります。
早期の対応や修理を行い、理想的な住まいを維持しましょう。