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2023.09.8
東浦町・大府市・東海市周辺でお過ごしの皆さんこんにちは、横山建装です。
さまざまな種類がある外壁材のうち、近年人気を集めているサイディング。
新築時にサイディングに塗装はいらないなどと説明を受けた方もいらっしゃるかもしれませんが、必ず塗装は必要です。
今回は、外壁塗装のサイディングの必要性について、サイディングの注意点と併せてご紹介します。
サイディングは、10~12年を目安に再塗装が必要だといわれており、その理由は以下の3つです。
必要性1.防水性能の回復
サイディングの防水性能を回復させるためには、再塗装が不可欠です。
防水性能が低下すると、材料が水分を吸収するようになり、最終的には雨漏りの原因になります。
防水性が低下したサイディングは、水分を吸収し保持する保潤と、それを乾かすための乾燥を繰り返すことで、反ったり劣化したりします。
必要性2.雨水の侵入を防ぐ
サイディングの隙間には、ゴム状のパッキンであるコーキングが配置されています。
このコーキングが劣化すると隙間が生じてしまい、この状態を放置すると外壁内部に雨水が浸入してしまいます。
雨水が外壁内部に侵入することで、外壁の材料が腐食したり傷んだりする危険性も。
したがって、定期的なメンテナンスとして外壁の再塗装を行うだけでなく、コーキングも含めて点検し、必要に応じて修復や交換を行うことが重要です。
必要性3.美観を整える
サイディングは経年劣化により、色褪せ・変色などの問題が発生することがあります。
このような劣化が進むと建物の外観や美観が損なわれてしまう可能性があるため、建物の美観を回復させるための再塗装が必要なのです。
DIYで延坪30坪の住宅の外壁を塗装する場合、おおよそ30~50万円ほどの費用がかかるといわれています。
この金額は業者に依頼した場合の半額程度なので、コスト面では魅力的に感じるかもしれません。
しかし、DIYでの塗装は素人が行うので、塗りムラや塗り残しが発生しやすく塗料の防水効果が十分に発揮されない可能性があります。
また、足場の組み立てや脚立の使用による安全性の問題も懸念され、高所での作業は転落の危険性が高いので、必ず専門の業者に依頼しましょう。
さらに、サイディング外壁の素材によっては相性の良い塗料が異なるため、適切な塗装を行わないと問題が発生しやすく、余計な補修作業が必要になってしまうことも。
弾性塗料は、ゴムのような伸縮性を持つ特徴を持ち、ひび割れが起きにくく防水性が高い塗料です。
建物の外壁に適用することで、耐久性や保護性を向上させられるという特徴があります。
しかし、サイディング外壁は弾性塗料との相性が良くないといわれています。
特に窯業系は熱を吸収しやすいので、熱で塗膜が膨らんでしまい腫れや剥がれの原因になってしまうからです。
サイディング塗装には、「防水性の回復」「雨水の侵入防止」「美観の整備」という必要性があります。
塗装の際には、ご紹介した2つの注意点に気をつけなければなりません。
特に、費用を抑えようとDIYで行おうとすると、塗料の性能を十分に発揮できなかったり、高所から落ちてケガをしてしまう可能性もあるため、必ず当社のような専門の業者に依頼してくださいね。