スタッフブログ
2023.08.1
東浦町・大府市・東海市周辺でお過ごしの皆さんこんにちは、横山建装です。
みなさんは、外壁塗装をする際に塗料を何度も重ね塗りすることを知っていますか。
実は、この重ね塗りにはれっきとした理由があるのです。
そこで、今回は外壁塗装で重ね塗りする目的と3回以上重ね塗りする時の理由についてご紹介します。
一般的な外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りと合計3回重ね塗りします。
実は、それぞれ塗ることにある意味があるのです。
重ね塗りする目的についてご紹介します。
・下塗り
下塗りには、塗料の密着性を高める役割があります。
さらに、下地の表面を整えて、塗料の吸い込みを予防する効果もあるのです。
下塗りをすることで、次の中塗り・上塗りした塗料が密着しやすく、表面が滑らかになります。
劣化した外壁の場合は、外壁材に細かな凹凸や傷が付いていることがほとんどなので、その傷を埋める役割も担っています。
・中塗り、上塗り
中塗りや上塗りには、塗装の耐久性を高める目的があります。
同じ塗料を用いて重ね塗りすることで、塗膜に厚みが出て長持ちしやすくなります。
さらに、ムラの無い綺麗な見た目になります。
外壁材の状態は、ものによって様々ですが劣化が激しいとその分塗料の吸い込みも激しくなります。
一度下塗りをして塗料の吸い込みを防止するだけでは収まらないことがあるので、その場合は塗料の吸い込みが収まるまで下塗りを繰り返します。
塗料のメーカーによっては、規定で3回以上重ね塗りすることを義務付けられていることがあります。
この規定を守らないと塗装の仕上がりが悪くなってしまうので、メーカーの規定に沿った回数重ね塗りします。
メーカーの規定に沿って重ね塗りすれば、理想的な塗膜の厚みで綺麗な仕上がりになります。
外壁塗装の工法には、複層弾性塗装やサイディング2色塗り分け塗装、目地張り仕上げなどがあります。
いずれも3回以上塗料を重ね塗りする工法です。
これらの工法は、デザイン性や機能性が高く、中には5回以上重ね塗りするものもあります。
外壁塗装の重ね塗りには、塗料の密着性を高めて表面を整える下塗りと、塗膜を十分な厚さにするための中塗りと上塗りがあります。
3回以上塗料を塗るのは、外壁材の状態やメーカーの規定によることが理由です。
工法として3回以上重ね塗りすることもあります。
外壁塗装を検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。