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2022.09.6
屋根塗装をお考えの方で、吹き付け塗装かローラー塗装のどちらにすべきかお困りの方はいませんか。
それぞれにメリット、デメリットがあるためそれらを理解した上でどちらにするのか検討するのが良いでしょう。
そこで今回は、吹き付け塗装とローラー塗装について、それぞれの違いをご紹介します。
吹き付け工法では、スプレーガンを使って吹き付けを行うのですが、このスプレーガンには2つの種類があります。
1つ目は、エアスプレーです。
エアスプレーは、圧縮した空気を使ってミスト状にした塗料を吹きかけるものです。
このエアスプレーの中でも、重力式、吸上式、圧送式の3種類があります。
メリットとしては、細く調整が効くので綺麗な仕上がりになることでしょう。
一方で、塗料が飛び散りやすいこと、塗膜が薄くなりやすいというデメリットもあります。
2つ目は、エアレススプレーです。
空気を利用するエアスプレーとは違い、直接的な圧力を使うことで塗料を噴射するスプレーです。
粘度の高いものでも使え、無駄のない噴射がメリットです。
しかし、細かい部分には向かないため注意しましょう。
次に、吹き付け塗装とローラー塗装の違いをご紹介します。
吹き付け塗装のメリットは、仕上がりの模様が豊富にあることと、仕上げ面が綺麗に出ることです。
一方で、ローラー塗装と比べて塗料が飛び散りやすく、しっかりとした養生が必要になることや、厚塗りに手間がかかることがデメリットです。
ローラー塗装は、厚塗りが容易であること、凸凹が多い壁でも対応可能であることがメリットとして挙げられます。
デメリットは、施工に時間を要すること、吹き付け塗装より仕上げ模様が少ないことです。
これら2つの特徴から、見た目を重視したいのであれば吹き付け塗装がおすすめです。
しかし、塗料の飛散が多く近隣住民の方への配慮や養生の手間を考えると、ローラー塗装の方が良いかもしれません。
実際に、塗装全体としてはローラー塗装の方が主流となっています。
今回は、吹き付け塗装とローラー塗装についてご紹介しました。
見た目を重視したいのであれば、吹き付け塗装がおすすめですが、塗料が飛び散って近隣の方に迷惑がかかる恐れがあるため、飛散被害の不安を考えるとローラー塗装が良いかもしれません。
どちらが合っているのか気になる方は、一度当社までお問い合わせください。